福井県の沖合い 30kmにある玄達瀬。夏の2ヶ月間だけ釣りが解禁される、日本の第1級のポイントだ。
当初、2日間の遠征を予定していたのだが、台風の影響により中止。
10日(金)なら出船できそうとのことで、海祐丸さんを予約。
少し早めの午後8時半自宅出発。京都東から湖西道路、国道161号、敦賀ICと乗り継いで3時間半で福井市内到着。出船の5時まで時間があるので、24時間サウナゆ~遊へチェックイン。
仮眠室もあり快適だ。
午前3時チェックアウト。船長に教えてもらった釣りえさセンターわしだで氷を購入。
午前4時 港に到着。平日とは言え、どんどんアングラーがやってくる。地元の方と情報交換。女性1人で参加されていた方は、今期玄達4回目とのこと。
海祐丸 船長は真面目で几帳面な方だ。船内も整理整頓されていて快適。
5時出船。しゃくり方は船長からのアドバイスによると
① ワンピッチで丁寧にしゃくる
② 活性があるときは、高速ダダ巻きも有効
③ 途中でロングフォールを入れる丹後ジャークは、玄達では効かない
とのこと。
出船後約1時間で、初の玄達瀬到着。水深は100m~60m。
朝一は波が高かったが次第に落ち着いてきた。
ジグは船長お勧めのオッターテイル170グラム。PE4号、リーダー60bl。根が多いとのことで、フロントシングルフックのみの設定。
6時過ぎ、釣り開始。狙いはもちろんヒラマサ。水深は100m。反応はボトム付近とボトムから30mあたりとのこと。着底と同時に高速ワンピッチで誘っていく。ヒラマサ ヒラマサ と唱えながら巻いてゆく。いつしかヒラマサが「芝政」のメロディーと重なっていく。三国だけに。
開始から1時間しても船内あたりなし。そのうち時合いがくるだろうと思っていたが、それが甘かった。
船長も必至で鳥山やボイルを探してくれるが、全く見当たらない。中層でかかることもあるので、うえの方までしゃくってくださいとのこと。
11時過ぎ、水深80m付近を流していると、隣の方にヒット~。ドラグがどんどん出て行く。
プツン
痛恨のラインブレーク。ヒラマサが根に潜ったのだろうとのこと。
少し間が空いて、後ろの方にもヒットしたが、すぐに抜けたとのこと。
時合いが来ないまま昼過ぎ、船長が鳥山を発見。急行し早速ジグを落とすがヒットせず。少しして、ボイルを発見。ここでもジグを落とすも反応なし。
今日は船長もお手上げのようだ。午後2時沖上がり予定のところ時間を延長してくれたが、それでも時合いが無く、3時前にストップフィッシング。
帰りに空を見上げると、雲が以前飼っていた犬に見えてしょうがない。
まさに天国とも地獄とも言われる玄達瀬の怖さを垣間見た。
午後4時半 三国港に到着。
大阪に帰る前に、一汗流そうとサウナゆ~湯へ。1時間ほど仮眠しようと思ったら気づけば夜中の12時。炎天下の中で、1日しゃくり続ければ体が悲鳴をあげる。体中が痛くてだるい。今日はここに泊まっていくことにした。
考えてみると、晩飯は何も食っていない。サウナ施設の食堂でまずはこれ
今日の反省をしつつ、晩御飯はこれ
大阪で食べるより断然、新鮮で美味い。
それにしてもサウナは満員だ。お盆と重なったかもしれないが、家族連れや女性だけで泊まっている方も多い。
晩御飯を食べると再び深い眠りにおちてしまい、気づけば朝の8時。体がだるくなかなか起き上がれない。30分かけて起き上がり、朝風呂に入り、9時チェックアウト。昨日の夕方6時頃から朝の8時まで14時間ほとんど寝ていた。
大阪に帰って翌日の釣果をみてみると、鰤が入れ食いだったとのこと。
う~ん 1日違いでこれほど釣果に差が出るのはよくあることだが、悔しい。
来年は泊り込みで玄達瀬 攻略予定。
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