2018年3月24日 師匠との出会い オーシャンスター その1

これまでエサ釣りをメインにやってきた。主なフィールドは、日本海の五目釣り、大阪湾のタチウオ・タコ、鳥羽の泳がせ釣り、ウタセ真鯛など。ジギングは陸っぱりから。垂水一文字、淡路翼港などに通った。けどジギングで青物を釣ったことはない。

2016年暮れ。冬のオフシーズンにメインとなる釣り物はないか考えた。加太の鯛なら冬でも釣れるらしい。鯛ラバは以前から興味があった。来年から鯛ラバをやってみようと思った。まずは道具を揃えた。今ではほとんど使うことのないJ社の固めのロッド。今でも愛用しているD社の鯛ラバ専用リール。

船宿を探した。WEBで検索すると三邦丸と白墨丸がヒットした。N先輩に聞くと三邦丸から独立した船長が白墨丸を開業したらしい、面白い船長だと教えてくれた。早速予約した。

2017年1月 初めての鯛ラバ、白墨丸に単騎乗り込んだ。WEBの動画で事前に釣り方を学習した。振り返ると恥ずかしいが、市販の鯛ラバセットをそのまま使った。その日は小雨で風も強く悪コンディションだった。同船者の方もなかなか釣れなかった。アッキー船長は時間をオーバーして午後4時頃まで粘ってくれた。同船者の方は、1~2枚鯛を釣った。もちろん私はボウズだった。1回だけあたりがあった。

その後、通勤の電車の中で専ら鯛ラバのサイトを見て回る日々となった。タックル(道具)の選び方、巻き方、鯛カブラのセッティング。海域や時期・時間帯で異なることが分かった。昨日釣れたセッティングが今日通用するとは限らなかった。掛け算していくと数万通りの釣り方があることを知った。

鯛ラバ釣行後、なぜ釣れたのか釣れなかったのか。翌日の通勤電車の中でWEBから情報を得て次はここを工夫しようと決め、それを次回の釣行に繰り返す日々だった。

そんな時、一つのブログに突き当たった。「水産のブログ」。疑問に思うことが独自の切り口で書いてあった。引き込まれるように過去のブログも読み込んで行った。「マッチザベイト」。奥深い鯛ラバの世界を簡単に解説していることに驚いた。技術だけでなく、アングラーとしての心構えやマナーも書いてあった。

いつしか一緒に「水産さん」と釣りがしたいと思った。

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