2018年8月29日 67cm 鯛ラバ 明石海豚

9月16日は鯛ラバカップに参戦予定。様子見に明石 海豚さんへGO!

今日の課題:今年になって調子が悪いのはドラグの設定では?昨年と同じく強めのドラグ設定で挑む

大村船長
今日は朝一で大物狙いにいくからな

じゃんけんで釣り座は左の胴の間に。今日は朝一で大物狙いだそうだ。

ポイントは明石大橋の西側、西明石沖 50m付近から。

タングステン60g、オレンジのカーリーからスタート。船内あたりなく、ポイントを移動しながら探っていく。

開始から1時間程度、何回目かのポイント移動後、ミヨシの方にヒット~。ヨンマルオーバーゲットだ。続いて右隣の方にも、後ろの方にもヒット~。一番後ろの小学生にもヒット~。時合い到来。

まきまき まきまき にゅるっと鯛がネクタイを噛む感覚が・・・ しかし乗り切らない

この段階で釣れてないのは 俺と左隣の人だけか

まだ早い 焦るな俺。

まきまき まきまき ここで左隣の方にヒット~

まきまき まきまき 小学生にヒット~

マズイ 今 この船の中で釣れてないのは俺だけだ

ここで時合い終了しあたりがなくなった

日が昇ってくると今日はかなり暑い。厚いというより蒸し暑い。いつもは海風で汗が乾いてしまうが、今日は体中汗が残っている。

11時過ぎ 2度目の時合いが

大村船長
鯛が集まってきたで。釣ってや~

よしと気合を入れ まきまき
周りの方を見ていると、今日はグリーン系が当たりカラーのようだ。ミヨシの方は、入れ食い状態。グリーン系のワームを使っている。自分のボックスの中を除くとほとんどオレンジ系。最近ジギングに行く事が多かったせいか、基本の色しか入れていない。

思わず そのグリーンのワーム貸しておくんなまし 

と言いそうになる

そんなことを考えまきまきしていると、やっとあたりが

慎重に巻いていく。船長が隣に立ってタモを構える。やっとあがってきたのは

大村船長
ワニ(こち)か。まあ 何でも釣れたらええわ。

ガビーン

船長が優しくフォローしてくれたが 鯛釣ってないのは俺だけやん

大村船長
いい潮になってきたで~。今かかったら大物やで。

 

もう釣るしかない。セッティングは大村船長お勧めのバクバクトレーラー。巻きは周りの人と同じく早巻きで。

まきまき まきまき

まきまき まきまき

暑い 釣れない 釣れない 暑い

まきまき まきまき 早めの まきまき

グググッツ キタ~

リールに鯛の感触がダイレクトに伝わってくる。巻くたびに鯛の暴れる感覚が。

乗ってくれ 乗ってくれ と祈りながら巻く

ジジジジ~

ドラグがすべる。止まった瞬間また巻き上げる。鯛が走る度にドラグが鳴る。

どうか切れませんように(祈)

祈るしかない。隣の方がタモを持って立ってくれている。「大きそうですね」

そうですね

平静を装って応える。

どれくらい格闘したんだろう。意外と短いのかも知れない。あるいは記憶に残っているよりずっと長い間格闘していたのだろうか。

やっとリーダーまで巻いてきた。鯛は海面まで上げればもう暴れない。が潮に流されて船底に引っかかっているようで最後にあがってこない。

意を決して思い切り竿を振り上げると

でかいな

周りの人達の声が聞こえた。隣の方がタモいれしてくれる。

 

入った タモに入った

 

がくがくと足が震えた。大きく深呼吸をした。

大村船長
でかいのあげたな。綺麗やな。写真とらして。

ちなみにセッティングはこちら

船中はその後、小学生がナナマルあげるなど大鯛祭り。

 

午後1時ストップフィッシング。

千載一隅のチャンスだった。人生2度目のロクマルゲット~。

釣れる時に釣れるかどうか 紙一重だがその紙一重のためにアングラーは努力と工夫をする

 

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